行ってきました。11月3日は文化の日。
なんと朝いきなりの寝坊。予定よりも1時間遅く起きてしまい、食事もせずに高速へ乗った。8時半に到着し、コンビニで買ったおにぎり2個をほうばる。これから30kmの道のりと戦うのにちょっと少なめだが、レース時間がせまっているのと走っている最中におなかをくだす危険性があるのでこれくらいにしておいた。結果的にそれは正解だった。
Bコース30kmは48人の参加だ。去年は30人ほどだったから大分増えた。
レース前の雰囲気がいい。天気はくもり。
そして9時半。スタートだ。序盤はほんとおさえた。楽に楽に走るようこころがける。最初の小萩山を超え、長いロードに入る。徐々に周囲の人たちが疲れてくるのが分かる。少しづつ少しづつ抜いていくのが気持ちいい。途中、あるおっさんから「フォームが余裕ですね」と言われた。そのおっさんとは10分くらい前後に並んで走った。ひとりでぶつぶつつぶやいているおっさんであった。何故かおっさんが道端のほうへ何度も行く。不意に葉っぱを何枚も掴みとり、「おっしゃ、ここで入るか!」と森のほうへ消えていった。大をするのだろう。それにしても気合の入ったおっさんであった。それからおっさんを見ることはなかった。
道中4・5人で固まることもあれば、何キロも前後100mに誰もいないような状況になることもある。そういうとき、ふと宇宙空間に放たれてさまよっているような錯覚に陥ることがある。ちょっとした孤独。そしてしばらくして前方に誰か走っているのを発見すると安心したりする。そういうのの繰り返しだ。
三つの山を全て登り、後は10kmのロードになったところで不意に足にきた。左ふくらはぎが急に電気が走ったような痛み。ちょっと今まで経験したことがない痛みだった。すぐに止まり、くっしんと軽いマッサージをする。多少痛みは残ったもののまだ走ることはできた。それからは足のいろんな箇所にガタがくるのが分かった。足がいうことを利かないのだ。
それでも走れたのはゴールまではほぼ下りだったためだ。ラスト5キロはほんと拷問のようだった。何回かやめようと思ったがそれでも走った。目の前にはのんびりとしたみかん畑。そこでもがく自分。このあたりもほとんど人がいず、がんばる気力もなくなる。
ラスト700mほどで急に視界が開け、熊本の市街が見えてくる。その開放感の気持ちよさが最高だ。きついんだけども気持ちいい。
ゴールはひとりひとりテープを用意してくれた。タイムは3時間23分。Bコースで9位。ゴール後、しばらく立ち上がれなかった。
ベストは更新できた!練習ができていなかったが、トレイルラン用のシューズを履いて走ったこと、序盤抑えたことが功をそうしたようだ。しかし、ほんと棄権と紙一重のゴールだった。よくもったよ、ほんと。
レース中、お腹が冷えなかったのが良かった。朝食べ過ぎると、結構レース中に痛くなることがあった。ところであのおっさんは無事ゴールできただろうか。
何にもまして、今回のレースは達成感があった。3時間15分はいけるかなと思ったがそう甘くはない。レースから二日経った今も足が相当な筋肉痛だ。階段下りるのが辛い。一年間このレースに的を絞ってきた。一応達成した今、何も目標がない。しばらくはレースから離れてみよう。